Tuesday, 14 February 2017

イギリスのバレンタインデー、テディベアと真っ赤な下着


明日はバレンタインデー。12月のパーティーグッズ、1月のエクササイズグッズが過ぎ、1月の終わり頃からロンドンでもお店でハートをモチーフにした商品をよく目にした。


大手チェーンスーパー、テスコのバレンタインコーナーで半分を占めていたのはカード。イギリスでは本当にたくさんカードを売っている。誕生日やクリスマス、出産祝いや結婚祝いなどイベントごとのカードが一通りそろっていて、みんなそれぞれの折にカードを送りあう。さらにバースデーカードは年齢や名前(mum, dad, daughter, grandpa など)ごとのデザインまであって、見ているだけでも楽しい。


バレンタインのカードを見ていて気づいたのがwife, girlfriend, fianceeといった文字が入ったカードの多さ!Husbund, boyfiendもあったけれど、圧倒的に女性宛てのものが多い。さらに、セルフレジの前はバラの花束で埋め尽くされていた。1輪の花束から、両手で抱えるほど大きなものまで様々。カードのメッセージや、バラの花を見ていて、ああバレンタインデーってロマンチックな日なんだなあとしみじみ。


ロマンチック繋がり、と言ってはなんだけど、バレンタインが近づくにつれて女性の下着コーナーに「バレンタイン特設コーナー」みたいなのができていて、セクシーな下着やバレンタインカラーの下着を売っていた。私が見ている限りでは男性からのプレゼント、ではなくて女性がバレンタインデーに向けて買うような感じがした。売り場でも男の人は見かけなかったし。


ロンドンのバレンタインデーでよく見かけるモチーフは、赤いハート、赤いバラ、それに加えて熊!テディーベアや、熊のイラストが入った雑貨などとにかく熊グッズだらけ。



前日の今日、そういえばカードさえも買ってなかったなあと思いながら家に帰っていると、近所のカード屋さんが9時を過ぎても開いていた。扉を開けて中に入ると、目の前にはハートの形をした可愛いバルーンたちが所狭しと飾られていた。その奥には壁を埋めつくすほどのカード、そしてテディベア。棚を挟んだ反対側ではおじさんが来たるバレンタインデーに向けてバルーンをたくさん作っていた。おじさんに「イギリスでは男性も女性もお互いに贈り物をするの?」と聞くと、「そうだよ。でも男性からの方が多いかな。女性はいつでも特別だからね!-Women are always special!-」だって。


そういえば、イギリスでは手作りお菓子のコーナーは全く目にしなかった。クリスマスもそうだけれど、同じイベントが国によってこんなにも違うのはおもしろいなあと思う。どの国にいる人も、ハッピーなバレンタインデーが過ごせますように。



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