Tuesday, 11 April 2017

ごちゃまぜでカラフルなマーケット(CAMDEN MARKET)

4月に入ったロンドンは、春模様をすっかり飛び越え夏模様。日曜日の最高気温はなんと25度!ロンドンではこれはもうほとんど真夏日と言っていい天気。やっぱりどうしても外に出たくなるもので、街中は日光浴をしている人で溢れていた。

私も最近は毎週末のようにマーケットに繰り出している。青空の下を歩くのがどれだけ気持ちがいいかを、私はロンドンに来てから学んだ。サングラスをかけてのんびり歩きながら、新鮮なストリートフードを食べて、カラフルなマーケットを散策する。それだけでとっても幸せな日曜日になる。

CAMDEN MARKET 
  NW1 8AF



北ロンドンで毎日開かれているCAMDEN MAREKTはいつも観光客で賑わっている。駅からマーケットへ向かう道にはお土産やさんや、ファストファッションブランド、タトゥーショップにパブ、いろんなものが雑多に並んでいる。この雑多さがカムデンの魅力だなぁと思う。色んなものがごちゃごちゃに入り混ざって均整がとれてないからこそ生まれるカラフルさ。この前は、道端で「不思議の国のアリス」のマッド・ティーパーティーを開いている人がいた。


カムデンは音楽に由縁があるようで、街中に小さなライブハウスがいくつかあったり、2011年にカムデンの自宅でアルコール過剰摂取により亡くなったAmy Whinehouseのペイントがいたるところにある。歩いている人もロックでかっこいい人が多い。





マーケットの側には運河が流れていて、運河沿いを進めばLondon Zooにたどり着く。(London Zooの記事はこちら🦁

運河にかかる小さな橋の上では、マリファナの売人がいるので気をつけて。でも彼らは無理やり売りつけてくるのではなく、ティッシュ配りのような気軽さで「マリファナどう?」と声をかけてくるので無視すれば大丈夫。


屋台では世界中の食べ物が楽しめる。たとえば台湾の角煮饅頭や、インドのストリートフードのカティロール、ベネズエラのコーンサンド、日本のカツカレー。値段はだいたい£4から£7くらい。どれも本格的で美味しく、ボリュームがあるのでかなりお腹いっぱいになる。どの屋台も装飾が可愛いので、眺めているだけでも楽しい。




屋台をぐるっと囲むように建っている2階建ての建物にはパブ、カフェ、それからお土産や雑貨などのマーケットが入っている。異国情緒溢れるマーケットで、繊細な作りのインド雑貨や、いい香りのするオーガニックの石鹸、Made in Londonのレザーのバッグなどが売っている。私はここで、ハンドメイドの4つに連なって見えるゴールドの指輪と、友人にぴったりなハートが真ん中に1つある華奢なブレスレットを買った。



CAMDEN MARKETは夜も愉しい。マーケットにしては珍しく、19時ごろまで開いている。夜のマーケットは小さなライトが優しく光りちょっと幻想的。近くに連なるパブは深夜まで開いているのでマーケットが閉まったあともビールを片手にのんびりできる。



場所によって全く違う雰囲気のマーケット。ロンドンの異なる魅力を知れるので、何度行っても飽きないし楽しい。もう夏(!)ということで、これから色んなマーケットについて書いていきたいと思います。

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