このような悲劇がもう起きないことを祈って。
そんな今日、24日の金曜日はRed nose day 。Red nose day とは2年に1度Comic Reliefという団体によって開かれているチャリティーイベントで、アフリカとイギリスでひどい貧困や差別と戦っている人たちを支援しているそう。Comic Reliefは1985年に映画監督のリチャード・カーティスとコメディアンのレニー・ヘンリーによってエチオピアの女性のために立ち上げられた。ちなみにリチャード・カーティスはノッティングヒルの恋人、ラブ・アクチュアリー、アバウト・タイムの監督で、今年のRed nose day ではラブ・アクチュアリーのスピンオフ作品のショートフィルムが放送されるそう。これは楽しみ!
Red nose dayを知ったのは2013年、公式ソングとしてOne Direction がOne Way or Anotherを発表したとき。原曲のBlondieのOne Way or Anotherはデボラ・ハリーの声が渋くて最高にかっこいいのだけれど、The UndertonesのTeenage Kicksをミックスした1Dバージョンはポップで可愛くて聴けば聞くほどクセになる感じ。メンバーがレッドノーズを付けて踊ったり、当時のキャメロン首相が出演したりするミュージックビデオは、ロンドンの名所がたくさん出てくるのでイギリスに住みたくて堪らなかったあの頃、なんども繰り返し見ていた。(東京も出てくる!)
職場でも、red nose dayに合わせて月曜日から毎日イベントがありました。例えば有志が家でケーキを作ってきてそれをみんなが買い、売り上げを寄付したり、レッドノーズを付けたり。ケーキの日はなんと1日で400ポンド以上(約6万円以上)の募金があったそう。
今日働いていると、苺ジャムが真ん中に乗った丸いビスケッド(いま思えばレッドノーズモチーフだったのかも)がいくつものったトレーを持って同僚が私たちのデスクへやってきた。「ビスケット欲しいひと〜」という声にみんなに負けじと手を挙げ、いざ財布を開けると小銭は1ペンスしかない。しかし、はりきって手を挙げた以上はひけないぞ!予想外の出費に冷や汗を流しながら、5ポンド札と引き換えにビスケットを1つもらったのでした。(といっても5ポンドは700円くらいだけれど)
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