Wednesday, 22 February 2017

イギリスに住む ①気になる生理用品のこと

イギリスに住む前に気になっていたことの一つは生理用品のこと。イギリスに住むことは疎か、海外生活そのものが初めてだった私は、以前オーストラリアに住んでいた友人の「ある日友達の足からたらーって血が出てたんだよね〜。海外のはペラペラだから」という一言に恐れおののいていた。3泊4日の旅行でも生理用品はかさばるのに、2年分なんてどうやって持っていけば良いんだろう。圧縮パックに入れて持って行こうかなんて気を揉んでいたのに、実際は何事もギリギリの性分が祟って、荷造りの時すっかり生理用品のことなんて忘れていた。


そうなったら仕方がないので、近所にあるスーパーに出かけてナプキンとタンポンを買った。ちなみにタンポンは英語でもそのままtampon。調べてみると、なんとフランス語のtampionが語源らしい。ナプキンはpads sanitary towelsと言うことが多い。イギリスではナプキンとタンポンどちらも同じくらいの品揃えで、量に合わせて様々な種類のものが売られている。羽根つきのナプキンもあって、袋にwingsと書いてある。よく見るメーカーはalways。私はここのものしか使ったことがないけれど、何の問題もなく使っているので、迷っている人にはおすすめ。ただ、量が多い日用でも、日本のものよりかなり薄いのでそこは注意が必要。イギリスのナプキンの面白いところは香り付きだということ。何の香りかと聞かれればよく分からないんだけど微香がついていて、驚くことに捨てるその時まで香りが持続している。


実際のところ、イギリスに来てから私はタンポンばかり使っている。こっちに来てから初めて使ったけれど、その楽さといったら!ナプキンのように持ち運んでもかさばらないし、何より仕事でなかなか休憩がないときでも安心。タンポンで有名なメーカーはTAMPAXナプキンと同様に、量に合わせていくつかの種類が売っている。最初は使い方が全く分からなくて不安だったけれど、箱の中には説明書が入っていて、使い方がとても丁寧に書かれているのでそれに従えば大丈夫。値段はナプキンもタンポンもそれぞれ£2~3ほど。そこまで高くないけれど、さらに値段を抑えたいならスーパーのオリジナルブランドがおすすめ。ちなみに大手スーパーTESCOのタンポンは20本入りでなんと£1。(買ったばかりなので使ったら追記しますね)





結論として、生理用品のことは心配しなくても大丈夫!よく考えればそこに住んでいる人はそれで事足りているわけなので、特に気に病むこともなかったのだ。これからイギリスに来る方は安心して、その分のスペースにお気に入りのものを詰めてきてください。

追記
Tescoのタンポンを使って、悲劇が起きました😂💔 ここには詳しく書きませんが、量が多い日は避けるのが無難です。やっぱりTampaxが優秀!量が少ない日と分かっている日はtescoでも問題なかったです。

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Tuesday, 21 February 2017

ホテル ショコラ (バレンタインデーの夜のこと)



バレンタインの日、仕事終わりに用意していたのは何も書いていない真っ白なカードだけだった。夜ごはんを作ってくれることになっていたのだけれど、いくらイギリスといえども手ぶらで行くのは気が引けたので途中の駅で下車してチョコレートを買った。行ったのはHotel Chocolatというチョコレート屋さん。いろんなところで目にして気になっていたのだ。ちなみに、イギリスで唯一カカオの栽培から行なっている-農園はイギリス連邦のひとつセントルシアにある-ショコラティエなんだそう。


正方形の、それほど大きくない店舗だったけれど、壁いちめんにチョコレートが並んでいる姿は心踊るものだった。6個から12個ずつ、透明の包みの中で行儀よく並んでいるチョコレートはフレーバーによってそれぞれ違うデコレーションが施されており、食べるものが勿体ないほどどれも可愛らしい。例えば、ばらとすみれの砂糖漬けがのっていたり、惑星のようなマーブル模様の丸い形だったり。



透明の包みの表にはチョコレートの名前と短い説明が書いてあって、じっくり眺めながらたくさんの選択肢の中から選ぶ。チョコレートの中にはとても可愛い名前のものもあり、贈り物であげるなら名前で決めるのも楽しそう。私が気に入ったのは Bee Mineという蜂蜜と、プロセッコ、kiss of gin をミルクチョコレートで包んだもの。ハートの形をしていて、それこそバレンタインデーにぴったりだった。


Hotel Chocolat で気になったのがイギリスでなじみのお菓子をモチーフにしたチョコレート。イートンメス、ファッジサンデー、ショートブレッド、キャロットケーキなどなど。これはイギリスのお土産にも良いかも。


他にもHappy Birthdayと書いてある大きなチョコレートや、ギフト用の詰め合わせ、さらには持ち帰りでチョコレートドリンクも販売していた。贈り物にぴったりで、飲み物まで売っているとは、大きな駅でHotel Chocolatをよく見かける意味がやっと分かった。


肝心のプレゼントはBee Mine がすごく気に入ったので、その他6種類のハート型のチョコレートが2つずつ入ったバレンタイン用の詰め合わせを買った。移動中にカードを書いて、最後に赤ワインを買って無事に彼の家まで到着。





スターターのハルミチーズのソテー、メインのシーフード入りカルボナーラ、手作りのチーズケーキにシャンパンまで飲んで、動けなくなるほどお腹いっぱいになった。手抜きしすぎたかなと反省しつつ、こんなバレンタインデーなら楽しいなぁと日本の男の子の気持ちが少し分かった気がした夜だった。



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Wednesday, 15 February 2017

とっておきのイギリスの味vol.2 クリームティー



ロザリーの連載が更新されました!
今回はコッツウォルズのことを。
1890年創業の老舗ティールームで食べた
クリームティーについて書いています。


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地下鉄で見つけたヤクルトの広告

Tuesday, 14 February 2017

イギリスのバレンタインデー、テディベアと真っ赤な下着


明日はバレンタインデー。12月のパーティーグッズ、1月のエクササイズグッズが過ぎ、1月の終わり頃からロンドンでもお店でハートをモチーフにした商品をよく目にした。


大手チェーンスーパー、テスコのバレンタインコーナーで半分を占めていたのはカード。イギリスでは本当にたくさんカードを売っている。誕生日やクリスマス、出産祝いや結婚祝いなどイベントごとのカードが一通りそろっていて、みんなそれぞれの折にカードを送りあう。さらにバースデーカードは年齢や名前(mum, dad, daughter, grandpa など)ごとのデザインまであって、見ているだけでも楽しい。


バレンタインのカードを見ていて気づいたのがwife, girlfriend, fianceeといった文字が入ったカードの多さ!Husbund, boyfiendもあったけれど、圧倒的に女性宛てのものが多い。さらに、セルフレジの前はバラの花束で埋め尽くされていた。1輪の花束から、両手で抱えるほど大きなものまで様々。カードのメッセージや、バラの花を見ていて、ああバレンタインデーってロマンチックな日なんだなあとしみじみ。


ロマンチック繋がり、と言ってはなんだけど、バレンタインが近づくにつれて女性の下着コーナーに「バレンタイン特設コーナー」みたいなのができていて、セクシーな下着やバレンタインカラーの下着を売っていた。私が見ている限りでは男性からのプレゼント、ではなくて女性がバレンタインデーに向けて買うような感じがした。売り場でも男の人は見かけなかったし。


ロンドンのバレンタインデーでよく見かけるモチーフは、赤いハート、赤いバラ、それに加えて熊!テディーベアや、熊のイラストが入った雑貨などとにかく熊グッズだらけ。



前日の今日、そういえばカードさえも買ってなかったなあと思いながら家に帰っていると、近所のカード屋さんが9時を過ぎても開いていた。扉を開けて中に入ると、目の前にはハートの形をした可愛いバルーンたちが所狭しと飾られていた。その奥には壁を埋めつくすほどのカード、そしてテディベア。棚を挟んだ反対側ではおじさんが来たるバレンタインデーに向けてバルーンをたくさん作っていた。おじさんに「イギリスでは男性も女性もお互いに贈り物をするの?」と聞くと、「そうだよ。でも男性からの方が多いかな。女性はいつでも特別だからね!-Women are always special!-」だって。


そういえば、イギリスでは手作りお菓子のコーナーは全く目にしなかった。クリスマスもそうだけれど、同じイベントが国によってこんなにも違うのはおもしろいなあと思う。どの国にいる人も、ハッピーなバレンタインデーが過ごせますように。



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Sunday, 12 February 2017

温泉でチェスを/スリから財布を取り戻すの巻(ブダペスト旅行記2)


旅の楽しみのひとつはマーケットに行くこと。2日目は早起きをして中央市場(Great Market Hall)で朝ごはんを食べた。ここは地下1階、1階、2階からなる屋内マーケットで、生鮮食品からハンガリー土産までなんでも揃う。最初は野外マーケットだと思い込んでいたので、なかなか見つからず迷ってしまった。緑・オレンジ・黄色のタイル装飾が施された建物は、中がマーケットだとは思えないほど美しい。

泊まったホテル

17時には空港に向かわないと行けなかったので早足でマーケット内を回る。この時はマーケット内のメイン通りで日本のカルチャーを紹介するイベントが開催されていた。折り紙、刀、扇子といったものが5、60メートルに渡って展示されており、将棋に興じている人たちもいた。ハンガリー人の日本文化に詳しい人がお客さんに説明をしていて、日本人の姿は見当たらなかった。何のグループが主催していたんだろう?


量り売りの小さなパンと、中に2種類のチーズがたっぷり入ったデニッシュ生地の惣菜パンを買った。量り売りは日本のように重さではなく個数で注文するのが一般的なようで、グラムで頼むと店員さんは困惑していた。


ハンガリーの雑貨はカラフルな花模様が華やか。ブラウスや小物に施されたハンドメイドの刺繍もとっても可愛い。


1時間ほどで中央市場を後にし、ブダペスト東駅から地下鉄を2本乗り継いでこの旅のメインであるセーチェニ温泉へと向かう。乗り換えの時に、長いエスカレーターに乗った。私と友人が縦に並んでいると、彼女の隣にピンクのキャップを目深に被った10代くらいの女(ここではどうしても女の子とは言いたくない)が止まった。銀色の中をひたすら上へと進むエスカレーターでは、なんの標識もないのに大きな地図を広げてキョロキョロしているピンクキャップ。なんか気持ち悪いなあと思っていると、友人の後ろにもう一人ピンクキャップと同い年くらいの女が。もしかして、スられてる?と思いエスカレーターを降りて友人の斜めがけ鞄を見るとチャックは全開。「何か盗まれてない?」と聞き、彼女が鞄の中を確認すると財布が無くなっていた。


「どいつ?」と聞かれ、“あそこのピンクの2人”と出口の方を指差した。そこからの彼女は強かった。2人のところへ走って向かい「Where is my purse?」と聞く彼女としらばっくれる2人。「男が逃げていったの見た」と辻褄の合わないことを言って、私たちを騙そうとしたりと本当にタチが悪かった。彼女と私で2人の鞄の中やポケットを探し、ようやう財布を取り戻した。相手がナイフとか持っていなくてよかったね、と今思えば本当に危なかった。その後は2人ともしばらく心臓がばくばくしていて落ち着かなかった。
※危ないので決して真似しないでください


やっとの思いでセーチェニ温泉へ着いた。ヨーロッパの温泉は水着の着用が義務。雰囲気は日本の健康ランドといった感じ?この温泉では必要なものがレンタルできるので荷物を増やしたくない旅行中にもぴったり。私は水着とタオルを借りた。ビーチサンダルもあったほうが便利。これもレンタルできる。料金+デポジットを払って更衣室へ向かう。更衣室は2種類あって、私たちは個室の「キャビン」を使った。料金は少し高づくけれど、鍵もついていて安心だし、1人には十分な広さ。スクール水着のような黒い水着に着替え、シャワーを浴びて温泉へ向かう。


この温泉の名物はチェスをするおじさんたち。地元のおじさんたちが、絶えず入れ替わりチェスに興じていた。ブダペストの温泉は日本の温泉と比べると温度の低いところが多い。セーチェニ温泉は35〜42度くらいまで、色んな温度の温泉があるところも魅力。流れるプールのような温泉もあり、小学生に戻った気分ではしゃいで何周も回った。露天だけでなく室内にもいくつか温泉がある。ミストやサウナなどもあり、気づいたら4時間ほどのんびりしていた。



シャワーで髪や体を洗い、レンタルしていたものを受付に返す。この時にデポジットのお金をもらうのを忘れずに。お風呂上がりに飲んだしぼりたてオレンジジュースの美味しかったこと!自動販売機のような見た目だけれど、コインを入れるとその場でオレンジを絞って出てくるのでとってもフレッシュ。果汁が体のすみずみまで染みていくのを感じた。

地下鉄で東駅へと戻り、バスで空港へ向かった。プラハ・ブラチスラバ・ブダペストと続いた東欧旅行もこれで終わり。ここまで付き合ってくださった皆さん、ありがとうございました!

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Saturday, 11 February 2017

白いビーフストロガノフ、拍子抜けした夜景(ブダペスト旅行記1)


プラハ・ブラチスラバと続いた東欧旅行、最後の目的地はハンガリーはブダペスト。ブラチスラバ・ブダペスト間のチケットはネットで予約が出来なかったので、乗車前に窓口で購入した。Wifiや車内販売のあるなかなか快適な電車で、あっという間にブダペスト東駅(Budapest Keleti pályaudvar)に到着。この駅はブダペスト最大のターミナル駅で、2015年にドイツへ向かう難民で溢れかえった映像を目にした人も多いだろう。私たちが行ったのはその1年後だったので、もう難民を目にすることはなかった。けれど、駅に着いた瞬間に「いいレートで両替するよ」と声をかけてくるおじさんが居たり、夜10時をすぎると駅構内の広場がかなりの人数のホームレス(20人以上はいたと思う)の寝床になっていたり、そこにある券売機は工作されお釣りが出なくなっていたりとあまり気持ちの良いところではなかった。東・中央ヨーロッパ最大の都市だからこそ、なのかもしれないけれど、平和的だったそれまでの2都市と比べて貧困の差みたいなものを目にすることが多かった。


宿に荷物を置き、とにかくお腹が空いていたので夕飯をとることに。ブダペスト東駅ちかくのレストラン街を歩き、中でライブをやっていたレストランが楽しそうだったので入った。(このバンドは、驚くことに私たちが入ると坂本九の「上を向いて歩こう」を演奏してくれた)まず、ハンガリアンビールのDreherを注文。東欧のビールは日本と同じくラガーが多いのでとっても飲みやすく美味しい。(イギリスではエールが一般的)飲み物と一緒に出てきたパンには、小さな器に入った真っ赤なペーストが添えられていた。クランベリージャムかなと思い、何も考えずに大量にパンに塗っていた私に、友人が「何かわからないんだから少しにしとけば?」と言った。確かに、と思いそこで止めて口にしたその瞬間、塩辛さと唐辛子辛さが口中に広がった。おかげで一気にハーフパイント飲み干してしまった。パプリカ(赤唐辛子)がハンガリー名物だと知ったのはその後だった。でもこのパプリカ、とってもよくビールに合う!


前菜に私はFish soupを。その名の通りいろんな魚の入ったスープなのだけれど、頼んだ理由はメニューに Catfish(ナマズ)と書いてあったから。イギリスでもよく目にするCatfish、食べたことが無かったので初挑戦!肉厚なさっぱりとした白身魚という感じ。スープ自体はコクがあり、寒い季節にぴったりで美味しかった。


メインはハンガリー名物、ビーフストロガノフ。出てきたビーフストロガノフが白かったのでびっくり。私が持っていたビーフストロガノフのイメージは茶色くて、ハヤシライスみたいな見た目だったから。中にはマッシュルーム、玉ねぎ、牛肉がたっぷり入っている。クリーミーでこってりしていて、ご飯とよく合いそう。サワークリームが効いているので少し酸味もあるのが特徴かも。

今までのイメージ

一口食べてまず思ったのは「あれ、今までビーフストロガノフ食べたことなかったのかも?」ということ。すっかり食べていた気になっていたけれど、想像していた味と違ったのだ。調べてみると、日本では生クリームを入れるレシピが定番になっており、サワークリームは入れないことが多いそう。これは日本にビーフストロガノフが輸入されてからのアレンジらしい。

私たちが見たブダペストの夜景

イメージしていた夜景

夕飯の後は夜景を見にドナウ川へ。11月の始めといえどもかなり寒く、マフラーに顔を埋めて「くさり橋」を目指す。着いたのがライトアップが消える0時近くだったからなのか、「あれっ?」という感じ。よく見ていたブダペストの夜景とは程遠かったので、拍子抜けしてしまった。もっと早い時間に丘の上から見たりすれば良かったのかなあ。夜景を見に行く方はよく見える場所や時間をリサーチしてから行くのをおすすめします。

何はともあれ、私たちのブダペスト旅行のメインは温泉!たっぷり4時間堪能してきた感想とブダペストで起きた事件に着いてはまた次回に。


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Tuesday, 7 February 2017

とっておきのイギリスの味vol.1 イングリッシュ・ブレックファースト


これから毎週火曜日、イギリス情報を発信しているウェブサイトRosalieにて連載を書かせていただくことになりました。イギリスで見つけた、とっておきのイギリスの味をご紹介していく予定です。記念すべき第1回目はイングリッシュ・ブレックファーストについて!リンクはこちらです🇬🇧



ブログのトップページを新しくしました🌹メニューバーからプロフィールやインスタグラムなどに飛べます。最近追加したAI'S LONDON MAPではブログで紹介したお気に入りの場所を、地域ごとに分けてご紹介しています🇬🇧良かったら覗いてください💂‍♀️




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Monday, 6 February 2017

魔法がかかってもなりたくない、シュールな銅像(Saatch Gallery)


ずっと行ってみたかった美術館のひとつ、サーチギャラリー(Saatch Gallery)に先日行ってきた。広告代理店「サーチ・アンド・サーチ」の創業者チャールズ・サーチが個人コレクションを展示するために1985年に開いたコンテンポラリーアート専門の美術館で、有名人が多く住む高級住宅街チェルシー地区にある。私は近現代アートが好きなので、ロンドンには専門の美術館が多くあって嬉しい。


高級ブランドが並ぶストリートをバスで通り過ぎ、Sloane Squareで降りる。レンガ造りの茶色い塀をくぐると、同じレンガ造りの大きな建物が現れる。入り口にある4本の白い円柱が上品な雰囲気。美術館前には手入れの行き届いた芝生が広がっている。


現在は9人のアーティストによるエキシビションPAINTERS' PAINTERSが行われていた。美術館に入って最初に感じたのはすごく鑑賞しやすいということ。というのも、館内には9つの小さな部屋があり、アーティストごとに部屋が分かれているのだ。そのため部屋全体がアーティストの世界観に染まっていてとても鑑賞しやすい。私が中でも好きだったアーティストはこの3人。


   RAFFI KALENDERIAN





MARTIN MALONEY



DAVID SALLE


平日の夕方だったにも関わらず、ギャラリーにはお客さんが途切れず訪れていた。近隣にはブティックやカフェなどが多くあるので、ショッピングの途中に気軽に立ち寄れる。2月24日から日本人アーティスト前川強氏のエキシビションが開かれるそう。そのあとに開かれるFROM SELFIE TO SELF-EXPRESSIONもとってもおもしろそうなので楽しみ!

SW3 4RY


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