Wednesday, 14 December 2016

おわん型のパンケーキ(ロンドンで人気のスリランカ&タミル料理)


さて、2時間待ちの末にたどり着いたのはSohoにあるHoppers(2時間待ったブログはこちら

Seven SamuraiのTシャツを着た人が気になるが、
とってもおしゃれで落ち着く店内

49 Firth Street London W1D 4SG

韓国料理と日本料理どっちも提供するレストランが多いように、インド料理とスリランカ料理も混ざってることがほとんど。ここのHoppersではスリランカ料理と南インドのタミル料理をたのしむことができる。

スリランカのライオンビール。スタウト(黒ビール)も美味しかった!


ここは店名にあるHopper(ホッパー)がこのお店の名物。Hopperとは米粉とココナッツミルクを混ぜて発酵させ、おわん型に焼いた薄いパンケーキのこと。手でちぎって、カレーやチャツネなどをつけて食べる。



私たちは卵入りのEgg HopperとBlack pork kari、他に付け合わせのチャツネやロティ(削ったココナッツと小麦粉を混ぜて薄く焼いたパン)などテーブルがいっぱいになるほど頼んだ。Hopperはパリパリしていて、半熟たまごとカレーをのせて食べるとそれはそれは美味しかった。



なかでもサイドで頼んだDuck heart chukkaとString Hoppersはくせになるおいしさだった。 Duck heart chukkaはカモの心臓と野菜と一緒に香辛料で和えたもので、文字にするとあまりおいしそうに聞こえないかもしれないけれど、砂肝とかが好きな人なら気に入るはず。ビールにぴったり。Strings Hoppersは名前の通り糸のように細い小麦でできた生地をいくつも合わせて平たくし、蒸したものでココナッツグレイビーと一緒に食べる。このココナッツグレイビーが濃厚で、淡白なStrings hoppersととてもよく合う。


私たちが食べている間も店内はずっと満席だった。デートの人もいれば、友達同士で、家族で、仕事帰りにスーツ姿で来ている人も。カクテルメニューも充実していたので南国風カクテルを愉しみたい人にもおすすめ。オンラインや電話での予約は受け付けていないので、早めにお店に行くのが良いかも。お腹をすかせてから行くと辛い目にあうので気をつけて。ロンドンでのお気に入りレストランを見つけられて、2時間待った甲斐があったと思えた夜だった。

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おまけ
トイレもとっても可愛い!こんなタイル張りトイレにしたい🚽
レストランやカフェでトイレが可愛いとすごくテンションがあがる。

Tuesday, 13 December 2016

電飾されたピクルス(ロンドンのクリスマススポットめぐり)

おいしいと評判のスリランカ料理のお店に行ってきた。予約をとらない店で、月曜の夜にもかかわらず店内は満席、外にも待っている人がたくさんいた。その場で予約をし、しばらく周りを散策することに。なにしろ2時間もあるのだ。ロンドンのレストランの多くは、店頭で予約をすると自分の番になった時に携帯に電話かメッセージをくれるので、ずっと店の前で待たなくてもいい。


まずはTrafalgar Squareにツリーを見に言った。このツリーは1947年にノルウェイの人々から第二次世界大戦中のイギリスの支援と友好関係への感謝の印として贈られたのがきっかけで、毎年このトラファルガー広場に贈られているそう。今年で69年目、来年で70年と思うとノルウェイの人は義理堅いなぁと感心してしまう。そんなストーリーのあるツリーだが、今年は"gherkin draped in lights (電飾されたピクルス)"だとか "If the Christmas tree in Trafalgar Square is anything to go by, Norway clearly hates London(トラファルガー広場のツリーが何かを意味するなら、ノルウェーは明らかにロンドンのことが嫌いだろ)"とか言われたい放題。(EveningStandardの記事より)まあそうやっておちょくられるのも、ロンドン冬の風物詩の一つというか、みんな楽しみにしているからこそなんだろうけれど。ちなみにこのツリーの前では12月1日から1月5日まで、毎晩18時から19時までクリスマスコーラスをしている。


Leicester Squareには小さなクリスマスマーケットが行われていた。シナモンとドライフルーツでできたいい香りのするリースや、レンジで温める人形-見た目は普通のふわふわした手触りのいい人形-などいろんな出店が並んでいて、ちょっとしたクリスマス気分を味わうことができる。
      


クリスマスマーケットから少し歩いてPiccadilly CircusにさしかかったところにあるLEGOショップの前に人だかりが。外から覗いてみるとレゴで作られたとは思えない緻密で美しいビッグベンが。中には入らなかったけれど店内には他にもレゴでできたとは思えない傑作が並んでいた。



その向かいにあるM&M'sショップも地下2階まであり、これが以外に楽しい。まず、入り口でM&M'sを少しもらえる。そしてチョコを食べながら入ると、ugly chrismas jumperから、スリッパ、マグカップ、小銭入れなどM&M'sグッズが所狭しと並んでいる。中でも目を引いたのは色ごとに分けられたM&M's。一袋開けると、人気のない色が最後に余ったりするけれど、ここで好きな色を選んで買えばそんなこともないし、プレゼントにも可愛いかも。イギリスらしく、アビーロードを渡るキャラクター達も!ちょっとしたテーマパークのよう。


     



Piccadilly CircusではTrafalgar Squareのようにクリスマスコーラスが。こっちのコーラスはマイクを使っていたので、辺り一帯がクリスマスカロルに包まれていて幻想的な雰囲気だった。前にブログで紹介したリージェントストリートのイルミネーションはここまで続いており、夜の道を天使が遊歩しているようで何度見ても美しい。


Piccadilly CircusのChristmas Carol 


クリスマス気分も味わえて、あっという間の2時間だった。肝心のレストランについてはまた次回に。

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🎄ロンドンクリスマス関連ブログ🎄


Monday, 12 December 2016

世界いち美しい図書館(チェコ旅行記2)

カレル橋の上ではストリートパフォーマーや絵を売る人たちがいて、とても賑やかだった。目の前に広がる城下町はだいだい色の屋根が美しく、橋はまるで違う世界へと人々を運んでいるよう。橋の上には30体の彫刻が並んでおり、その中に幸運を招く彫刻というのがあって、その部分は色が変わり金色になっている。その日はとても寒かったので彫刻はきーんと手に冷たかったけれど、私たちは目一杯の念を込めてその彫刻をなでた。





ちょうど木々が色づいており、街全体が暖かいだいだい色や黄色に染まっていた。日本の紅葉とはまた趣の違う、絵本の中のような美しさだった。


11月に入ったばかりだったのに風はとても冷たく、プラハ城へ向かう途中でのんだプラハホットチョコレートが体を芯から温めた。エスプレッソカップくらいの小さな容器に入っていたのだけれど、ホットチョコレートといってもほとんど湯煎したチョコレートのような濃厚さで全部は飲みきれなかった。きっとホットミルクで割ったらちょうどいいぐらいの濃さなんだろうね、と話したのだけれど、ミルクで割らないのがプラハ流なのかもしれない。ちょうど友人が隣のお店で買っていた揚げパンを浸して食べたらとっても美味しかった。この揚げパンは中にアイスクリームなどのトッピングを入れることもできるようで、プラハで度々見かけた。


坂道をひたすら登ってプラハ城を目指す。観光は主にカレル橋の反対側をしたけれど、このプラハ城側もお土産やさんやレストランがたくさんあって楽しそう。


くじけそうになったところでようやくプラハ城へ辿り着いた。その途中で見下ろしたプラハの街並みは言葉にならない美しさだった。どこまでも続くだいだい色の屋根、ところどころにそびえ立つ緑色の塔。ずっと思い描いていたヨーロッパの街並みそのもので、自分が遠くまで来たのだということに気づかされる。


私たちは特に計画を立てずに、行きの飛行機でどこに行きたいかみんなで出し合って、その周りを適当に周ろうということにしていた。プラハではカレル橋・旧市街・ミュシャ美術館・ストラホフ修道院の4つ。



プラハ城から15分ほど歩いたところにあるストラホフ修道院の目当ては世界一美しい図書館の一つと称される図書館。ここは写真撮影には入館料の100コルナと別に50コルナの支払いが必要で、いま思えば払えばよかったのだけれど、なぜだかけちってしまったので写真はありません。なのでgoogle先生の検索画面から。



図書館には2つ部屋があって、入り口の近くにあるのは天井まで届く2階建ての書庫が美しい「哲学の間」、廊下を進んだ奥にあるのは白い装飾の中に描かれた天井画が美しい「神学の間」。それぞれの名前は蔵書の種類から名付けられているそう。とても静かで神聖な雰囲気の図書館。椅子に腰掛けた監視員のおじいさんがぐーぐーと寝息を立てていた-図書館が閉まる5時ぴったりに私たちと一緒に図書館から出たのもまた、おじいさんだった-。

中まで入ることはできないので、入り口から首を最大限に伸ばして中を覗く。書庫に並ぶ、偽物のように美しい本たち。廊下にあった本棚の本が、背表紙の絵だけの偽物だったのでもしかしたら書庫の中の本も偽物かも、と思って監視員のマダムに聞いてみた。すると、「(哲学の間の)本棚の四隅は2階へ上がる階段への隠し扉になっているの。だからその部分は絵よ」と。「え?どの部分?」としつこく聞いていると、3歩だけよ、と特別に中に入れてくれた。ここは日本人観光客も多いのか、珍しく日本語のパンフレットもあった。この図書館でいったいどんな議論が交わされたのだろうと中世の時代に思いを馳せながらとてもロマンチックな気持ちになった。




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Saturday, 10 December 2016

大衆食堂で食べたお肉のようなチーズフライ(チェコ旅行記1)

イタリア旅行記もまだあと1回残っているけれど、気分転換にチェコ旅行記を。11月のはじめに、同じYMSビザでロンドンに来ている3人で東欧を旅した。チェコ・スロバキア・ハンガリーを3泊4日でまわる弾丸旅行。まずはイタリアへ行ったときと同じスタンステッド空港からチェコはプラハへ。


プラハはとても美しい街だった。都市というより街といったほうがしっくりくる気がするような雰囲気で、歩いているだけで幸せになる街並み。細部まで凝っているパステルカラーの建物はチョコレートのパッケージのように可愛らしく気品がある。ミュシャがこの街で生まれ、あのような作風になったことは無縁ではないと思う。

真ん中のピンクと黄色の建物は泊まったホテル

11時ごろプラハに到着し、翌日2時の電車でブラチスラバに行く予定だったので駆け足で街歩きをした。まずは腹ごしらえ。ガイドブックで見つけた地元の人で賑わう食堂 HAVELSKA KORUNAへ。入り口で伝票をもらい、店の奥にあるカウンターで左端からパン、スープ、おかず、主食、飲み物の順に選んで器によそってもらう。


わたしは少し酸味のあるさっぱりとしたトマトスープと、肉のようにボリュームのあるもちもちとしたチーズのフライ、それから茹でたジャガイモをタルタルソースと一緒に食べた。素朴な味で、旅の疲れが癒される。これで122czkだから約3.7ポンド。イタリアに続き旅行をして思ったけれど、ヨーロッパは美味しいものがほんとうに安く簡単に手にはいる。イギリスではやっぱり、ある程度目利きが必要。なんでもいいとは限らない。でもちゃんと目利きさえすれば美味しいものはたくさんある。まあでも、ヨーロッパ諸国のようにはいかない。そういうことで、旅行をするとだいたい何を食べても美味しいのでつい欲張ってしまう。




HAVELSKA KORUNA
Havelská 21 a 23
110 00 Praha 1

お腹を満たした後はカレル橋へ向かって歩いた。1402年に完成したというカレル橋は旧市街地とプラハ城を結んでいる。橋のたもとにはたくさんの南京錠がありロマンチックな雰囲気。


橋を渡った後の話はまた次回に。

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Thursday, 8 December 2016

Fish&Chipsは長生きの秘訣(ロンドンナーおすすめのレストラン)

イギリスの食べ物と聞いて何を思い浮かべますか?これはなかなか難しい質問で、わたしはイギリスに来るまでは片手に収まるくらいしか思いつかなかった。「イギリスは料理がまずい」というイメージが先行してあまり日本で紹介されていないからかもしれない。


そんな中でも、フィッシュ&チップスを思い浮かべる人はとても多いはず。なにせ、中学校の英語の教科書にも出ていたくらいだもの。2014年には六本木にフィッシュ&チップス専門店もオープンし、イギリス食文化外交の中心的役割を担うフィッシュ&チップス。イギリスに来たならやっぱり食べてみたいもの。今回はロンドンで評判のフィッシュ&チップスのお店をご紹介します。



1968年創業のToff's of Muswell Hill はロンドンの閑静な住宅街、マズウェルヒルにある。わたしがロンドンで最初に住んだフラットはこのマズウェルヒルにあった。マズウェルはとてもいい場所だ。メインストリートのMuswell Hill Broadway に行けば隠れ家のように落ち着くカフェや、昔ながらのベーカリー、レコードや手作り雑貨も扱うアンティークショップなど何でもあるし、少し歩けば木々の美しいAlexandra Palaceもある。家のビューイングに行ったとき、この街の雰囲気がとても気に入って決めたほどだ。

Muswell Hillからの眺め

Alexandra Palace

さて、このToff's of Muswell Hillを最初に知ったのは職場の面接のときだった。「マズウェルヒルに住んでるならToff'sは行った?行ってないの?ロンドンでも有名なフィッシュ&チッップスの店だから絶対行ったほうがいいよ」と言われたのだ。このToff's、数々の賞を受賞している老舗で、いつみても混み合っている。



私たちは3時ごろに行ったので待たずに座ることができた。5時までランチメニューがあり、Cod(タラ)とRock eel (岩うなぎ)のフィッシュ&チップスをそれぞれ頼んだ。店によってさまざまだが、魚はCodとHaddock(これもまたタラの一種)などの白身魚が一般的。付け合わせはMushy peasというグリーンピースをマッシュポテトのように潰してミントや塩とあえたものか、茹でたグリーンピースがよく用いられる。そしてタルタルソース、ケチャップ、ヴィネガー、塩胡椒、レモンを使って自分流に味をつけて食べる!そう、フィッシュ&チップス自体には味がついていないので自分で味付けをするのがポイント。

手前がCod、奥がRock Eel。ここの付け合わせはサラダ

ランチはこのほかに薄く切った食パンにバターを塗ったシンプルな-なぜかこれがとても美味しかった-サンドイッチと飲み物もセットで£9.75なので、ロンドンではかなりお得。さらに、このToffs’sは12歳以下には特別割引があるので、私たちが食べている間も、学校帰りの子どもたちがひっきりなしにTake away(持ち帰り)をしていた。もともとフィッシュ&チップスは花束のように新聞紙にくるまれていたそうで、ここでもTake awayは紙に包まれたフィッシュ&チップスを手づかみでそのまま食べる。



フィッシュ&チップスは美味しかった。私たちは空腹だったので黙々と食べた。魚はふっくらとしていて柔らかく、大きめに切られたチップス(フライドポテト)もほくほくしていて、家庭料理のような温かみのある味。ただこのフィッシュ&チップス、どちらも油で揚げているので見た目以上にお腹いっぱいになる。必死に食べて、それでもチップスを少し残してしまったのだけれど、隣のテーブルに一人で来ていた手押し車を持ったおばあさんがぺろりと、あっという間に完食していたので驚いた。やっぱり長生きするにはこれくらいの元気がなくちゃダメなんだなあ。彼女の孫くらいの年なのに残してしまって、なんだか少し恥ずかしい気持ちになった。


Toff's of Muswell Hill

38 Muswell Hill Broadway
London N10 3RT

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