クリスマスイヴの朝は衛兵交代式を見に行った。地下鉄 Green park stationから歩いて程なく、バッキンガム宮殿にたどり着く。衛兵交代式は4月から7月の間は毎日、夏を過ぎると1日おきに行われている。式の始まる15分前に着いたときにはすでに門の前から、噴水の周りまで人でいっぱい。冬休みということもあってか、子供連れの観光客がたくさんいた。11時半になり、遠くから金管楽器の軽妙な音楽と共にグレーのコートに身を包み、重たそうな毛皮の帽子をまとった近衛兵が歩いてきた。なんとか柵の方に近づき、身を乗り出して交代式を見る。
しばらくして、グレーのふわふわの毛をした足の長い犬が近衛兵と同じようにグレーのコートをまとってやってきた。あとから調べてみると、アイリッシュ・ウルフハウンドという犬種でIrish Guards(アイリッシュガーズ)という連隊のマスコットキャラクターらしい。そして、2011年からこのアイリッシュガーズの連隊長をウィリアム王子が務めており、王子が結婚式で着ていた赤い制服はアイリッシュガーズ連隊長の制服だったそうだ。
クリスマスイヴだったので、式の終わりの方にクリスマスソングを演奏してくれた。冷たい風が頬にささるとても寒い朝だったけれど、なんだか温かい気持ちになった。3年前の夏に行った時は、この日のように式の終わりにQueenのWe Are the Championsを演奏して、そこにいた世界中からきた観客で合唱した。バッキンガム宮殿でQueenって皇室ギャグ?なんて思っていたけれど、今よくよく考えたらその日がフレッディ・マーキュリーの誕生日だった可能性が浮上。なんて粋なことをするんだ!その日にどんな曲を演奏してくれるのかも衛兵交代式の楽しみのひとつだ。
衛兵交代式の後はお腹が空いたのでピカデリーにあるCaffe De Pierreでブランチを。4種類のオープンサンドが乗ったCaffe De Pierre Platterを頼んだ。スモークサーモンとクリームチーズ、うずらの卵、モッツアレラチーズと生ハム、マスタードとローストビーフ。レモン汁をたっぷりかけて。どれもすっごく美味しかった。
友人がガイドブックで下調べして「プレートに色々のったやつが食べたい」と言っていたので、その希望が叶ってよかった。バッキンガム宮殿からも近いので衛兵交代式の後はここで一休みして、ピカデリー・リージェントストリートと続くウィンドウショッピングに備えるのもおすすめです。
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