Thursday, 19 January 2017

王立公園の中にある美術館 (the Serpentine Gallery)


ここ最近のロンドンはとってもいい天気。目が覚めて、カーテンを開けた時に窓から青空が見えると居ても立っても居られず、用事がなくても外を歩きたくなる。今日も快晴。せっかくのいい天気だったので広い公園を歩きたくなったのと、美術館に行きたかったので、バスに乗ってthe Serpentine Galleryへ出かけた。

the Serpentine Gallery

the Serpentine Galleryは1970年にオープンした現代アートの美術館で、ケンジントン・ガーデンズの中にある。2000年以降、毎年夏に建築家が戸外に作るパビリオンが有名で、過去にはザハ・ハディドやアイ・ウェイウェイがデザインした。他には2002年に伊東豊雄、2013年に藤本壮介と、2人の日本人建築家が参加しているそう。

どれがリスでしょう。

昼間の公園はベンチで談笑する人や、気持ち良さそうに走る犬たちで賑わっていた。イギリスの公園はリードなしで犬を散歩させていいところも多く、犬たちはのびのびと駆けまわっている。こっちの犬はよくしつけられており、私は未だに吠えているのを聞いたことがない。飼い主が「おいで」と声をかければ走って戻ってくる。



今回はLucy Ravenというアメリカ人アーティストの展示が行われていた。真っ暗な室内に光や映像を使った作品が展示されていて、立ったり座ったり、近づいたり離れたりしながら観た。とても小さい美術館なので30分ほどで観終わる。


真ん中のカードは大好きなイギリス人アーティストTracy Emin

併設のブックショップはアートブックがとても充実している。作品を鑑賞するときと同じくらいの熱心さで本を探す。今日はEd van der Elskenというオランダ人写真家が世界中で撮ったポートレイト集を買った。“ふつうの”少女だったブリジット・バルドーがバレエを練習する姿や、アムステルダムのpunks、歌舞伎町で出会ったトランスセクシュアルの女性たちなど、いろんな時代のいろんな人が収められている。



のんびりしたいなあという日が運良くいいお天気なら、the Serpentine Galleryはぴったりの場所だと思う。アートを楽しんで、自然の中を歩いて、Kensington Palaceのカフェで休憩して。長くなったので、カフェに行った話はまた次回に。

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