まずは梅酒
いくらおろし、揚げ出し豆腐、茄子と餅の揚げ浸し、ロックソルトの効いたえだまめ、鮭といくらの親子丼、すき焼き、山菜うどん。思い出すだけでお腹がなりそう。どれも、ああ懐かしいと思う味付けで、いつ食べてもほっとする。海外で、「ああ懐かしい」と思える和食に出会うのはなかなか難しい。
山菜うどん
いつも注文する一番のお気に入りは茄子の二色田楽で、私はほとんどこれのために来ている。白味噌と赤味噌の2種類で、味噌でこんなに味が変わるものなのかとびっくりしてしまう。西京味噌を使った田楽は、まろやかで甘い。赤味噌の田楽はより味噌の味が濃く、お酒によく合う。家でも真似て作ってみたけれど、到底この味には近づけない。いまのところ、私が最期に食べたいものをあげるとするなら、ここの茄子の味噌田楽だ。
奥に見えるのはサーモンの照り焼き
この日は締めに黒鯛の握りを。下鴨は一つ一つの器もこだわっている。だからより、日本に帰ったようなほっとした気持ちになるのかもしれない。握り寿司は「脚」のついた涼しい水色の器にちょこんと乗っていたし、梅酒は水彩画のような桜の絵が美しい器に注がれていた。
イギリスに来てから、期せずして2ヶ月に1度は通っている下鴨。私が一度もホームシックになっていないのは下鴨があるから、なのかもしれない。
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