the Serpentine Galleryを後にして向かったのはKensington Palaceにあるカフェ。(昨日のブログはこちら)歩いているとガサガサという音が芝生の中や、木の上から聞こえてくる。なんだろうと思って音のする方を見ると、音の主はリス。イギリスにはリスがたくさんいる。公園にはもちろんのこと、部屋の窓からも忙しそうに走り回るリスが見えることがある。何度みてもそのふわふわの尻尾と独特の動きが愛らしく、思わず写真を撮ってしまう。
公園には巨大な池もあり、白鳥や鴨が餌を探したり気持ち良さそうに泳いだりしている。とても静かで長閑。ベビーカーを押す家族や、手を取り合って歩く老夫婦、スケーターの男の子たち。みんな貴重な青空を体いっぱいで愉しんでいる。
Kensington Palaceの前にはヴィクトリア女王の像がある。ロンドンには本当にたくさん像があり、このヴィクトリア女王も一見なんの変哲もない像なのだけれど、実は秘密が隠されている。なんとしゃべる像なのです。Talking Statuesという2013年にコペンハーゲンで始まった取り組みで、スマートフォンを使うと像の「声」が聞けるというもの。声はそれぞれ俳優が担当しており、ロンドンでは他にもピーターパン、ニュートン、シャーロックホームズなどの声が聞ける。
CNNによるTalking Statuesについての動画
ここではクリームティーを。クリームティーとは紅茶とスコーンのセットのことで、アフタヌーンティーの一種。スコーンにはクロテッドクリームとジャムが欠かせない。イギリスでプレーンスコーンと同じくらい定番なのがレーズンなどのドライフルーツが練りこまれたフルーツスコーン。このカフェはプレーンタイプはなくフルーツスコーンのみ。スコーンを頼むと、小さい瓶に入ったいちごジャムとクロテッドクリームがセットで付いてくる。
閉店30分前だったので紙袋でのサーブ
スコーンは横で半分に切り、クロテッドクリームとジャムをのせて食べる。シンプルなのにこれがとても美味しい。クリームとジャムをのせる順番についてはイングランドの南西で隣り合うコーンウォールとデボンの間で歴史的な確執があるそうで、コーンウォールはジャムの上にクリームを、デボンはクリームの上にジャムをのせるらしい。私は何も考えずにクリームからのせていたけれど、皆さんはどっち派ですか?
人生は大きな決断の連続だ。コーニッシュorデボンシャー?
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